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炭水化物の分解に影響する要素!
炭水化物の分解のスピードを左右する要因として次のような事があげられる。
第一は先天的な体質。人によっては豆を食べようがプラムやキャンディーを食べようが
クッキーやケーキを食べようが、一日中平均してインシュリンの出る人もいる。
反対にグリセミック値の高い炭水化物を食べると直ぐに体脂肪が蓄積して
血糖値が下がり、無気力になって、疲労感を覚える人がいる。
一番よいのはインデックス値の低い炭水化物を体脂肪が取れるまでつづける事である。
体脂肪が取れた時点で一定の炭水化物に対するインシュリンの分泌量は体脂肪が減った分
だけ少なくなっているはずである。
[1]
消化時間。
同じ500カロリーのヤム芋をかき込むように食べた場合では前者の場合のほうが分解速度が速い!
[2]
繊維質。
繊維質はグルコースが血液に入るのを遅らせるため炭水化物の分解を遅くする。
又、インシュリンのレセプターの感度を高めグルコースが筋細胞に入り易いようにする。
レセプターは感度が弱ければ今度は膵臓がインシュリンの生産を高めて筋肉に供給
するグルコースのレベルを一定に保とうとする。
[3]
脂肪と蛋白質。
脂肪と蛋白質は胃が空になるのを遅くするので、それだけ炭水化物の血液への吸収が遅くなる。
[4]
化学構造。
炭水化物の種類の選び方は[単一・シンプル][複合・コンプレックス]とか言うだけでは説明出来ない。
食品はその成分や構造によって澱粉[グルコースの分子の長い連鎖]の分解速度が違うのはこのためであ
る。
グリセミックス値の低い炭水化物を摂る事によって間接的に成長ホルモンの生産が促進される。
血糖値が高いと成長ホルモンの分泌が抑制されるからである。
日中に遅行性の炭水化物を摂るのはよいが、夜のほうをもっと重視しなければならない。
成人の場合、成長ホルモンの分泌が最も集中的に起こるのが寝付いてから90分間であることから
この効果を最大限にするために就寝前少なくとも1時間は炭水化物の摂取を控えるべきである。
全盛期のフレックス・ウイラーです!
彼は102Kgあたりが一番良く見えました。
これぞパーフェクトフィジーク、完璧ですな。
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