筋線維はどのよにして大きくなるのか?③
ホルモン:
筋肉におけるたんぱく質の合成の影響を及ぼしているホルモンの中でとりわけ重要なのは、「テストステロン」
(ならびに他の男性ホルモン)成長ホルモン・インシュリンである。
こうしたホルモンは、おのおの筋肉細胞の核とその遺伝子に影響を及ぼしている。
筋肉のたんぱく質合成を加速させる。
インシュリンもアミノ酸が筋肉細胞に取り込まれる速度を上げる。
大半のアミノ酸は「ナトリュウムポンプ」と呼ばれる作用を加速することによってアミノ酸の運搬を加速させる。
その他のホルモンは、たんぱく質の分解を起こす。
中でも重要なのは、副腎(左右の腎臓の上にある内分泌腺)から分泌される。
コルチコイド(コルチゾール等は)ストレスを受ける時に分泌される。
たとえば、激しいトレーニング状態に陥っているときに増加する。
オーバートレーニング状態の時、こうしたホルモンの血中の含有量が増加し、テストステロンが減少する。
つまり、異化作用が働いている状態であり、この時には筋肉を大きくする事等不可能である。
6pac
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