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2015年04月01日

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング

OVER-REACHING

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング


anabolic juice club


by 6pac

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング


オーバーリーチング



何10年も前から科学者・コーチ・運動選手たちは、興味深い現象に

気付いていた。つまり、短期間のハイ・インテンシティ(重いウエイト

を使う)かもしくはハイ・ボリュームの(セットとレップ数を増やす)

トレーニングを行なうと、典型的なオーバートレーニングの症状(通常は

体力が無くなり疲れる)が現れ、その後に正常なルーティンに戻すとすると

次の数週間は、前以上に効果が顕著になると言うことでもある。

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




つまり反動効果が起こったのだ。トレーニングをやり過ぎたリフターは通常に

やって得られる以上に効果が大きいのである。

「効果が大きくなる事は、まず疑いの余地は無い」

ノースキャロライナ州のブーンにあるアバラシアン

ステート大学教授のマイク・ストーン博士は、「ザ・
ジャーナル・オブ・スポーツ・サイエンス・リサーチ」

に関する科学論文の筆者でもあるストーン博士は、「それは

あとに、もっと大きな強度でトレーニングできるようになる

為の生理学的な適応にすぎない」とも述べている。

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




ペンシルバニア州のユニバーシティーおあるベン・ステート大学

の教授でナショナルストレングス&コンディショニング・アソシエーション

の会長でもある、ビル・クレーマー博士は、次の様に言っている。

「そういう効果は確かにある、急に量を増やして、厳しいトレーニングを

行うと、ある種の反動効果が起こる」身体がそれ自体に追いつこうとするのだ。

おわかりいただけだろうか?もしオーバーリーチングとはどんなものか、よく

理解できないのなら、いくつかに絞って考えてみよう。

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




オーバーリーチングでないもの


オーバートレーニングという言葉は一般的なもので、いくつかの

ある症状に対して使われている。

ただこれらは全ては基本的には同じ現象で、パフォーマンスの低下

慢性疲労・トレーニング意欲の欠如などを意味する。


オーバーリーチングとは、そのオーバートレーニングの一種で

トレーニングの量や強度が短期間増加する事で(わざと行う事も

ある)一時的なオーバートレーニングの症状なり、それに付随する

反動効果が促進されるという、特殊な状態のことを言う。

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




一般にオーバートレーニングには2種類ある。


まず最初のタイプは、同じエクササイズやトレーニングルーティン

を変化させずに継続して行うことによって起こるとされている、パフォー

マンスの停滞と低下。これは中枢神経の新しい、異なった動作パターンによる

刺激がないために起こると考えられている。


身体は同じエクササイズやルーティンでは飽きてしまうのだ。

ウエイトリフターによく起こるこの種のオーバートレーニング

は単調無変化なルティーンによるオーバートレーニングと名付け

られている。
「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




第2の一般的なタイプは、オーバーワークから起こり、トレーニング

しすぎたり、頻繁に行いすぎたときに起こる(一般にオーバートレーニング

として考えられるもの)。これが起こると、回復のプロセスが妨害され、


1、オーバートレーニングの症状が表れ体力がなくなるなど。
2、トレーニングの刺激に対して積極的な適応力が失われる。
3、これらふたつの道のどちらかに進む事になるわけです。


オーバーワークが慢性的な長期にわたるものなら次第に悪化していき

怪我、憂鬱状態になり、筋肉量が失われ、食欲が減退するなど、その他

多くの問題を抱える事になる。慢性的なオーバーワークから完全に回復

する事には数週間はかかる。これが私達の恐れるオーバートレーニング

である。しかし、オーバーワークが短期間のものなら怪我には至らず

(適度な回復時間をとった上で)正常なルーティンにもどせば反動効果を

得る事ができる。これがオーバートレーニングによって得られる唯一の

プラス効果であるのだ。

「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング




次回は:・・・・・「疲労」が筋肉をつけるオーバーリーチング もっともらしい説明!




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