2010年11月04日
炭水化物と[グリセミック・インデックス]
③
次のステップ!
三十何年か前の話の引用ですが、糖尿病の患者の治療にいわゆる[グリセミックス・インデックス]
と言う手法が導入され始めました。
これは炭水化物が消化吸収される早さを測るもので、これによって炭水化物がインシュリンの分泌
レベルに与える影響が判明するのであった。
炭水化物の分解が早ければ早いほどインシュリンの量が増えるのである。
それだけ体脂肪の蓄積が増えるのである。
回復を早め身体を作るためなら何にでも飛びつくのがボディービルダーで、この
グリセミックス・インデックス法も発表されるとすぐに広まった。
筋肉へのグルコースとアミノ酸の吸収量を高めたい脂肪の蓄積を制限する事に応用し始めたのである。
そして筋肉発達の為の栄養戦略としての次のステップは摂取する炭水化物の種類を変える事によって
余分なインシュリンの生産と体脂肪の蓄積を制限する事になる。
スポーツマンの栄養を念頭においてグリセミックインデックスの数値は高いほどインシュリンのレベルが
上がり、反対に数値が少ないほどインシュリンも少ない。
成長に必要なカロリーを摂取を維持しつつ、体脂肪の蓄積を抑えたい人は、摂取する炭水化物を
インデックス50以下のものを摂取する。
インデックスを使うとノンファットのフローズンヨーグルト500kcalは山芋やジャガイモの同じ500kcal
よりも脂肪として蓄積される傾向が弱いという事が分かる。
日本人のボディービルダーにはあまり馴染みが無い食べ物に、ライスケーキがあるが
私6pacは大好物なのです。低カロリーではあるがグリセミックインデックス値は133もある。
ある有名な科学者にいわせれば、これを食べるくらいなら砂糖をそのまま食べたほうがましだと言う。
80年代、リーヘイニーとトレーニングパートナーだったリッチギャスパリはこの改良型のインデックスを
実験して次のように記事にしていました。
グリセミック値の非常に低い炭水化物に限って、炭水化物のカロリーを増やしても体脂肪は増えなかった。
以前は1.000kcalを超えると必ず脂肪が増えたものだが、今なら1日4.500kcalまで行っても
平気だ。自分[リッチギャスパリ]はライスやホワイトソースポテトよりも、ヤム芋やスパゲティー
麺を食べるようにしている。同じ理由で、ブドウやバナナを控えて梨、桃、イチゴなどを多く
食べるようにしている。
追記 私6pacはリッチギャスパリの栄養摂取理論を真似していました。
なぜかと言いますと当時のギャスパリはバルクはもちろんの事、皮膚が薄く、血管バリバリのバスキュラリ
ティーバッグンの身体をしていて口に入れる食品は秤にかけて、カロリー計算をしていたからです。
私6pacって、面倒な事を真似したがるんですねー。
でも、全然苦じゃなかったですよ!
むしろ楽しんでいました。プロビルダーと同じ方法で食事の管理をしている事に。
今ですか・・・・今も変わらず秤にかけて、栄養成分表片手にカロリー計算しています。
ですので、私6pacは体重を増やすのも減らすのも、除脂肪体重を増やすのも減らすのも自由自在なんです。
by 6pac
Posted by 6pac at 17:52
│炭水化物