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2012年08月30日

機械のように精密な「身体」The Human Machine17





機械のように精密な「身体」


The Human Machine





機械のように精密な「身体」The Human Machine17





肺2!



さて、身体を動かしているときに吸ったり吐いたりできる空気の量はまず周囲の

筋肉が肺が拡張するために作り出す真空状態の空洞の大きさによって、次に縮み

きったときの大きさによって決まる。コンディションの整った人が身体を動かしたとき

機械のように精密な「身体」The Human Machine17




そうでない人より多量の空気を、より長い時間かけて吸い込み、より多くの老廃物を

吐き出す事ができるこ事は明白である。前者の肺の周辺にある筋肉は多くの仕事量が

できるように鍛えられているからなのである。


機械のように精密な「身体」The Human Machine17




以上のことは何れも肺を取り巻く筋肉のコンディションに関係してくる。

肺が処理できる空気の量を限定する第2の要因は肺の内部のコンディションである。

肺の大きさは様々に異なる。身体が大きい人は当然此れに比例して肺も大きい。

したがって、体力やスポーツという点から見ると、肺の大きさや総容量よりも

むしろその容量のうち使用できるのがどれだけかという事のほうが重要である。


機械のように精密な「身体」The Human Machine17




この使用できる部分が「肺活量」で、肺活量は1回で吐き出す事のできる空気の

量によって測定するのである。


コンディションの行き届いた人の肺活量が肺の総容量の約75%であると

言う事は、無数のテストで証明されている。しかし、コンディションの

良くない人がこれに匹敵する肺活量を示す事も多いため、もうひとつ

「1分当たりの最大酸素処理量」を測定するテストが行なわれている。

激しい運動をしている最中の1分間に処理できる空気の量を調べるテスト

で、これによって能力の差が明らかになる。

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コンディションが良好な人は1分間に肺活量の20倍に当たる量の空気を

処理できるが、コンディションが悪い人の場合はどう頑張っても10倍

あいか処理できない事がある。


それ以上の空気を処理するだけの筋肉と筋力がないのである。




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次に続く!



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Kevin Levrone Old Days



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Posted by 6pac at 09:22 │